静岡県の伊豆半島は、豊かな自然と多彩な温泉地が魅力の人気観光スポットです。都心からもアクセスが良く、週末の小旅行にもぴったり。今回は、筆者おすすめの伊豆の温泉地をいくつか紹介します。
まず外せないのが「修善寺温泉」。伊豆で最も歴史が古いといわれ、情緒あふれる温泉街が魅力です。竹林の小径を散策しながら足湯を楽しんだり、川沿いの旅館で静かに湯に浸かれば、日々の疲れがすっと消えていきます。温泉街にはカフェやお土産店も多く、カップルや女子旅にも人気です。
次におすすめなのが「伊東温泉」。湯量が豊富で、宿泊施設から共同浴場まで幅広く楽しめるのが特徴です。海沿いの露天風呂からは相模湾を一望でき、夜には波の音を聞きながらの入浴も最高の贅沢。泉質は弱アルカリ性で肌にやさしく、“美肌の湯”としても知られています。
自然を満喫したい方には「河津温泉郷」もおすすめです。春には河津桜が咲き誇り、温泉と花見を同時に楽しめる時期もあります。川沿いの露天風呂や、家族で貸切できる温泉宿も多く、のんびり過ごしたい方にぴったりです。
そして穴場として人気を集めているのが「土肥(とい)温泉」。駿河湾に沈む夕日を眺めながらの露天風呂は格別。観光客が比較的少ないため、静かに過ごしたい大人旅にも最適です。新鮮な海の幸を味わえる旅館も多く、食と湯の両方で満足できる温泉地です。
伊豆の温泉はそれぞれに個性があり、旅のスタイルによって選び方も変わります。自然を感じたいなら河津、情緒を楽しみたいなら修善寺、海と夜景を楽しみたいなら伊東や土肥。どこを選んでも、豊かな自然と温かい湯が心をほぐしてくれます。
【伊豆のおすすめ温泉5選】
① 修善寺温泉(伊豆市)
「伊豆の小京都」と呼ばれるほど風情のある温泉街。桂川沿いに並ぶ旅館や竹林の小径など、歩くだけでも心癒されます。源泉は無色透明で肌にやさしく、疲労回復や美肌効果も期待できます。
この付近は旅館も多くありますがおすすめは銭湯の箱湯です。昔懐かしい雰囲気で日帰り銭湯が楽しめます。伊豆市民は350円程度で入浴可能です(駐車場は別料金かかります)

② 北川温泉(東伊豆町)
相模湾を一望する絶景の温泉地。「黒根岩風呂」と呼ばれる海沿いの露天風呂が名物で、まるで海と一体になったような開放感が魅力です。朝日を眺めながらの入浴は一生の思い出になるはず。

③ 稲取温泉(東伊豆町)
温泉街の中心に漁港があり、新鮮な金目鯛料理が名物。海を望む旅館が多く、波音を聞きながらの湯浴みは格別です。毎年2月に行われる「雛のつるし飾りまつり」も人気のイベント。
このあたりの温泉はまさに絶景で海を一望できる赤沢温泉などもあります(画像の温泉となります)
ご旅行の際はぜひ一度音連れてほしいおすすめの温泉も多く存在します

④ 戸田温泉(沼津市)
駿河湾の奥に位置する小さな港町。温泉地としては小規模ですが、夕日と富士山を望む絶景露天風呂が人気です。深海魚料理や新鮮な刺身など、グルメ目的の旅にもおすすめ。
海に囲まれた場所ほかの温泉同様海のそばに存在している戸田、海鮮を堪能しつつ温泉をぜひ楽しんでください
ここではレンタルボートも借りることができます。戸田湾には季節によってさまざまな魚種が集まります一発大物も夢ではないです (貸しボートセピア)

⑤ 下田温泉(下田市)
ペリー来航で知られる港町・下田の温泉。透明で肌触りの柔らかい湯が特徴です。白浜海岸やペリーロードなど観光地も多く、海水浴と温泉をセットで楽しむのに最適です。
混浴の金谷旅館など温泉もあります。 釣りの帰りなどに体を癒すにもぴったりです
伊豆には他にも、秘湯気分を味わえる「嵯峨沢温泉」や、湯治場として知られる「天城湯ヶ島温泉」など、まだまだ魅力的な温泉地が点在しています。季節ごとに景色が変わる伊豆は、何度訪れても新しい発見があります。
海、山、川、そして湯。自然に包まれながら心も体も癒される伊豆の温泉旅。次の休日は、そんな“とっておきの湯時間”を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。



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